冬越しキチョウの来訪 2025(2)

冬越しキチョウの来訪 2025(2)

12月17日

キチョウをどこに置くべきか、考えました。まずは最初に置いた一階の仏間。ここは暖房を入れることもないし、一日中特に日も当たらないので、気温はほぼ一定です。気温の変化を好まない昆虫には最適だし、やや暗いのでここが一番いいだろうと思っていました。

しかし少しググってみると、越冬する蝶には珍しく、キチョウは日当たりがそこそこある場所で越冬するケースがあるらしいのです。ということは、暗いよりは適度に明るくなる場所が好み?

そんなわけで玄関に移動させてみました。暖房ありの部屋は19度、玄関は11度、外は7度、ちょうどいいんじゃないでしょうか。

冬越しキチョウ

ただもう一つ気になることが。それは「姿勢」です。

どうも越冬しているキチョウは葉っぱの裏に隠れているせいもあってか、足を上にする「コウモリポーズ」がほとんどです。このキチョウは枝に留らせているので、ぶら下がるスタイルではありません。そのため、庭で枝を探し、Y字になっているものをゲットしました。これなら、Yの分かれている左右の部分で、ぶら下がることもできます。自分で好きな場所に行って欲しいと思いました。しかし結局キチョウは動かないままです。

12月18日

少し暖かい日です。帰宅し、「ただいま〜」とキチョウに話しかけながらチェックすると、キチョウがいません。

観葉植物が玄関にはたくさんあるので、キチョウは葉っぱの裏に隠れたかなと探しますが、いません。あたりをキョロキョロすると、キチョウは天井にぶら下がっていました。温度計を見ると14.6度。おそらく西日の当たる頃、気温はもっと上がっていたはず。その時に移動したのでしょう。残念ながらもう間近で観察することはできません…。

冬越しキチョウ

しかし、前回はたまにあげていた砂糖水をやらなくていいのでしょうか。自然界では、花の蜜もない時期ですから、必要ないだろうとは思っていましたが、少し気になりました。

後日、生きものの生態についてのスペシャリストに会うことがあったので、餌や環境について伺ってみました。先生の答えとしては「砂糖水はあげなくていい。生きものはちゃんと気流や気温などで自分に最適な場所を見つける」一安心です。わたしは、近づいてガン見しすぎてキチョウに嫌われたのでは、とちょっと思っていました。
また、「これは予想だけど、足の先がかぎ針のようになっていて、ぶら下がるのが楽なのでは」とのことでした。

改めて場所を確認すると、靴箱の影になってもっとも気流のなさそうな場所にいるのが分かりました。

冬越しキチョウ


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